【小倉記念】クリスタル闘志注入12秒9!武豊「いい感じ」 [ニュース]

サマー2000シリーズ第3戦「第47回小倉記念」の追い切りが27日、栗東トレセンで一斉に行われた。2000シリーズ連覇を目指すナリタクリスタルが、CWコース単走で力強く動いて好仕上がりをアピール。トップハンデ57・5キロをものともせず3つ目の重賞タイトルへ王手をかけた。

 ナリタクリスタルの追い切りは武豊を背にCWコース単走。躍動感あふれるフォームでラップを刻み、絶好の手応えで4コーナーへ。直線は鞍上のゴーサインにスッと反応。黒い馬体がトップスピードに乗って一直線に伸びてきた。気ムラな面を出すことなく6F80秒2~1F12秒9。武豊が笑顔で感触を伝える。

 「基本的におとなし過ぎるところがあるからゴール前は気合をつけた。前回の追い切りよりは気合が乗って、いい感じだったよ。体調はいいと思う」

 前走・金鯱賞は追い切りの段階から集中力を欠き、気難しさをのぞかせていた。結果は13着惨敗。G1クラスの豪華メンバーが相手とはいえ重賞2勝の実績を考えれば、いくら何でも負け過ぎ。「スタートから気合を入れっ放し。ちょっと疲れていたのかも」と武豊が首をひねるように、力負けとは思えない敗戦だった。一方で「いい時は返し馬から前向きな感じ。気分次第だから当日になってみないと分からない」とも語った。

 ここまでやるべきことはしっかりできている。前走後はこのレースに照準。2カ月ほど間が空いたことを不安視するよりも、一息入れてリセットできた点を強調したい。木原師が仕上がりの良さをアピールする。

 「先週までに併せ馬で2本やっているし、けさも思った以上に時計が出た。ここを目標にやってきたし、力はある馬だからね」

 トップハンデ57・5キロは地力と実績の証だ。昨年はこのレース4着、新潟記念Vでサマー2000シリーズを制している。武豊も「これまで小倉で2つ(釜山S、中京記念)勝っているし去年の夏のチャンピオンだからね」と力を込めた。あとは当日、闘志に火が付くかどうか。ゴールまでしっかり動いた、このひと追いが起爆剤になるかもしれない。


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