【関屋記念】完全復活レインボー3年半ぶりタイトル! [ニュース]

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新潟の「第46回関屋記念」は4番人気のレインボーペガサスが勝ち、08年きさらぎ賞以来3年半ぶりの重賞Vを飾った。

 奇跡の復活V。レインボーペガサスを3年半ぶりの重賞制覇に導いたのは、20戦中15戦でコンビを組む“相棒”安藤勝だ。序盤は好位3番手の外で折り合いに専念。「切れるタイプではないので自分から動いていった」と話すように、4角を2番手で迎えて長い直線へ。残り200メートルで先頭を奪うと、大外から強襲したエアラフォンを首差で振り切りゴールに飛び込んだ。

 前日は函館で騎乗し、この馬のために新潟へ乗り込んできた安藤勝。「やっぱり暑いね」と汗をぬぐいながら「休み明けだけを心配していたが、返し馬でイレ込んでいなかったので大丈夫と思った。気性の問題やケガもあって出世が遅れたが、能力的には十分足りると思っていた」と笑顔を見せた。

 鮫島師も「本当によく勝ってくれた」と感慨深げだ。度重なるアクシデントを乗り越えての復活。3歳時、菊花賞を目指し調整のために入厩した函館競馬場でラチに激突。右腰にラチが20センチ食い込み腸骨(骨盤)が砕ける重傷だった。懸命の治療でケガは完治したが、戦線復帰した翌年に今度は右前屈腱炎を発症。合計の休養期間は2年以上。

 「1度は競走馬としての現役続行を諦めた」という愛馬が、不屈の闘志で08年きさらぎ賞以来の重賞V。母ギャンブルローズは調教師として初勝利をプレゼントしてくれたが、繁殖入りして初子レインボーペガサスを出産した後に急死した。「特別な思いがある馬。お母さんの分も、頑張ってくれているのかな…」。忘れ形見の激走を、鮫島師はしみじみと静かな口調で称えた。今後について「1600~2000メートルあたりを使っていきたい。大きいところも狙えそうだね」。鮫島厩舎の歴史そのものと言えるレインボー。指揮官、そしてスタッフの思いを背に秋の重賞戦線を駆け抜ける。


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