【函館記念】ペトラ絶好デモ!名手の巧腕で初タイトルだ [ニュース]

 サマー2000シリーズ第2戦「第47回函館記念」の木曜追いでミッキーペトラがスピード感あふれる走りを披露した。09年弥生賞2着馬が前走・青函Sを鮮やかに逃げ切り、オープンに返り咲き。中1週でも調子落ちは全くなく、この夏、函館2連勝へ順調だ。  さすがはクラシックを志した素質馬。青函Sで復活Vを飾ったミッキーペトラが北の地で“調教横綱”の面目躍如だ。午前5時半の開門と同時にWコースへ。馬場入りするや、すぐにトップスピードに乗ってグルッと1周。6F81秒8~1F13秒2。荒らされていないウッドチップの感触を楽しむように力強く伸びた。  過去には栗東坂路で4F48秒8を叩き出した猛者。絶好の動きに早川助手の表情も穏やか。「攻め馬はやれば時計も出る方。きょうもいっぱいという感じではなかった。休み明けでも状態の良かった前走の出来をキープしている」  その前走・青函Sが鮮やか。2番目に重いハンデ57・5キロを背負って、好スタートからワンサイドの逃げ切り勝ち。昨年3月の但馬S以来、1年4カ月ぶりの勝利。3歳時の弥生賞(2着)で後のダービー馬ロジユニヴァースに食い下がった底力を見せつけた。「滞在もいいんでしょう。昔はテンションの高い面があったが、使った後も落ち着いている。もともとダート戦も考えたこともあったし、パワータイプ。洋芝も合っている」。5歳夏にして、初の北海道遠征も“吉”と出た形。輸送負担がなく、時計の掛かる馬場。先行力が生きる小回りコース。全てがマッチしている感じだ。  「あとはゲートと展開」。早川助手の言葉通り、同型が多い顔触れと時にポカがあるスタートが鍵。ただ、今回は通算3勝中2勝を挙げている武豊との再コンビ。「みんなチャンスがあると思っているんじゃないでしょうか?もともとオープンで走っていたし、ハンデ(55キロ)も手頃。ハナが一番だけど行かなくても大丈夫。豊さんは結果も出してくれている」。例年同様、大混戦の“函館夏の陣”。名手の巧腕で初タイトル奪取が陣営の願いだ。

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