上村“一鞍入魂” メジャーで雪辱だ!…31日・小倉記念 [ニュース]

 今週唯一の平地重賞、第47回小倉記念・G3(31日、小倉・芝2000メートル)の出走馬18頭が28日、決まった。アドマイヤメジャーに騎乗する上村洋行騎手(37)=栗東・フリー=は、例年夏場は北海道を主戦場とし、夏の小倉での騎乗は2年ぶり。6着と不完全燃焼に終わった七夕賞に続く同馬とのコンビで、08年のスプリンターズS以来となる重賞Vを狙う。
 期待に胸をふくらませて日本を縦断する。今夏も北海道を主戦場としている上村は今週末、土曜に函館で騎乗を終えたあと、アドマイヤメジャーに乗るために小倉へ向かう。「チャンスがある馬だからね。気持ちよく行きたい」と陣営の騎乗依頼に即決だった。
 当初は小倉記念を他の騎手に任せ、次に予定する新潟記念で出番が回ってくるはずだったが、リベンジの舞台は早くも訪れた。前走の七夕賞(6着)の悔しさは晴らす。「1コーナーはいい感じで回れたけど、ガクンとペースが落ちて壁がつくれず、かかった。最後に見せ場はあったけど、道中で力んだ分、失速してしまった」とテン乗りの難しさを痛感した。
 それでも0秒5差に踏ん張り、同時に手応えもつかんだ。「間違いなく、いいころの状態に戻っている。前回は初めてだったけど、今度は馬の癖も分かっているからね。もっとスムーズに誘導すれば、展開ひとつで一発があってもおかしくない。56キロは問題ないし、小回りも大丈夫」と前向きなコメントが並んだ。
 「こちらから前回に乗ってくれている上村ジョッキーに騎乗を依頼した。サマージョッキーズシリーズのこともあるからね」というのは友道調教師。勝てばサマー2000シリーズの有力候補に浮上するのは当然だが、上村がサマージョッキーズシリーズで得ているポイントは七夕賞の1ポイントのみ。それでもメジャーで小倉、新潟と頑張れば“どんでん返し”も夢ではない。
 乗り替わりが日常化する厳しい世界で、08年には、最後まで手綱を任せてもらえたスリープレスナイトをG1馬に導いた手腕と心意気が印象的だった上村。再びもらったチャンスに燃えないわけがない。




信頼度◎の無料競馬予想
無料登録競馬サイト






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:競馬

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。