【アイビスSD】西田、ドルチェで連覇だ [ニュース]

「アイビスサマーダッシュ・G3」(17日、新潟)  今年も高配の使者になる。夏の新潟の開幕を飾る直線5F戦。昨年は8番人気ケイティラブを駆って鮮やかに逃げ切った西田雄一郎騎手(36)=美浦・フリー=が、アポロドルチェで一発を狙う。鞍上が連覇を目指せば、パートナーも過去3年、このレースで(3)(2)(4)着に奮闘。抜群の舞台相性を誇る人馬に、大駆けのムードが漂っている。  今年は5戦を消化し(8)(14)(13)(9)(8)着。着順だけを見れば衰えを疑われかねない6歳馬アポロドルチェだが、西田の表情は非常に明るい。前走で初めてコンビを結成し、ここ2週は追い切りの手綱を握った。「まだまだ(いい意味で)若い。前走時よりも気合が乗るようなケイコをやってきて、実際いい方に向いている。これで結果が悪ければ仕方がないという感じ」と言って、うなずいた。  人馬ともに直線競馬巧者。ドルチェが過去3年のこのレースで全て最速の上がりを記録し(3)(2)(4)着なら、西田は昨夏の新潟の直線競馬で3勝、2着1回。アイビスSDを8番人気ケイティラブで制して実に14年ぶりとなる重賞Vを飾ると波に乗り、舞台&期間限定とはいえ、全騎手のなかでトップの成績を収めた。  「去年とは馬のタイプが違うけど、自分にとっても相性のいい舞台なんだと思いながら、自信を持って乗りたいですね」  仕掛けどころや、スペースのあくポイント…日本では新潟にしかない特殊な舞台の特徴をしっかりと把握している。そんな鞍上だけに、ドルチェがアイビスSDで好成績を誇る理由の分析にも説得力がある。「テンは遅いけど、途中から何もしなくてもグッとハミを取って行くタイプ。1000メートルだと力む部分が少なく、行きたい場面で行かせられるから最後も伸びるんだと思う」と話す。  着順は目立たないが、前走の上がり3Fはメンバー2位。堀井師が、腕っぷしが強く馬に気持ちを乗せるのが巧みな西田を前走から起用したのは今回の“本番”も見据えてのことだ。「入着狙いではなく、勝利を意識した乗り方で臨みたい」。連覇がかかる一戦へ、鞍上はよどみのない口調で好勝負を誓った。

果たしてどうなるのやら。見逃せません。

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